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一眼レフを使ってイルミネーションスポットで人物撮影をしてきました

投稿日:2020年2月8日 更新日:

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一眼レフのユーザーなら、綺麗なイルミネーションを見て実際に撮影してみたり、撮影したいと思ったことのある方も多いハズ!

今回はイルミネーションの綺麗なスポットで人物撮影をする機会がありましたので、これから撮影してみようという方向けに記事にしました。

一眼レフやミラーレスでイルミネーション人物撮影をするには(カメラの設定や種類)

撮影前の前提としてカメラの設定や種類について触れておきます。

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カメラの設定について

まず、イルミネーションを撮影するには完全なオートモードだとかなり厳しいと思います。

マニュアルモードにするかA(Av)モードでシャッタスピードの下限を1/125程度に設定する必要があります。

Sモードにしてしまうとイルミネーションをボケさせたりするコントールができないので使いません。

カメラの種類について

一眼レフ機よりミラーレス機の方が向いています。

このブログのタイトルに反してしまい、非常にアレな感じで申し訳ないのですが、イルミネーションなどの暗かったり、明るさの変化が大きい環境で撮影するには一眼レフ機よりミラーレス機のほうが使い勝手が良いです。

ミラーレス機はEVF(電子ファインダー)で絞り・シャッタースピード・感度の設定が反映された映像を見ながら撮影できるので、悪環境では使いやすさに圧倒的な軍配が挙がります。

ただし、一眼レフ機では撮れないなんてことはありませんので、慣れないうちは試し撮りが増えることを予め想定しておけば撮影自体は問題なくできます。

一眼レフやミラーレスでイルミネーション人物撮影をするには(レンズの種類)

結論から書くと明るい単焦点レンズがオススメです。

今回、私が使用したのはこの2本

NIKKOR 50mmF1.8

NIKKOR 85mmF1.8

何故明るいレンズを勧めるのかというと、明るいレンズの方がISO感度を低く設定できるからです。

人物を被写体にして撮影する場合、シャッタースピードは最低でも1/125程度は確保しておかないと被写体ブレが起こる可能性が出てきます。

最低シャッタースピードを稼いだうえで更に最低F値の大きいレンズを使ってしまうと、ISO感度を上げないといけなくなります。

ですが、極端にISO感度を上げてしまうとスマホに負けてしまうようなザンネンな画質の写真しか撮れなくなってしまいます。

それだとせっかくのカメラが勿体ないですよね、カメラの性能にもよりますがISO感度は6400位までが一般的に画質を保てる上限だと思った方が安全です。

カメラの機種によってはもっと感度が高くても綺麗に撮れますが、理想は事前に自分のカメラの常用できる上限感度を掴んでおくことです。

今回私が使った50mmF1.885mmF1.8の2本は初めて交換レンズを買う層をターゲットにして販売されているレンズなので、各メーカーとも比較的手が出しやすい価格でオススメです。

イルミネーションスポットで人物を撮影してみる

ここからイルミネーションで人物撮影する場合の説明です。

前置きが長くて申し訳ない・・・

撮影する場所を探す

イルミネーションスポットで人物を撮るには、最適な撮影場所を見つけることがとても大事です。

単純にイルミネーションが綺麗な場所に行けば良いかと言うとそれだけではなく、ストロボが使える場所なのかどうかといった点や、イルミネーションに囲まれている場所なのか、それとも建物や壁などのどこか一面だけにイルミネーションが点いている場所なのか、といったことが撮影に影響してきます。

なぜなら人物に光が当たらないと、人物が写真に写らないからです。

遊びで撮った写真に丁度いいサンプルがあったので参考に貼ってみました。

「ストロボが使用できない(躊躇われる)場所で、後ろにだけイルミネーションがある」といった環境、つまり光源が後ろにあって人物が前にくる環境では人物が暗くなりきちんと顔や服が写りません。

人物を写すのであればストロボを使用するか、他のイルミネーションなどの光がカメラ側から人物に当たる場所を探して撮影しましょう。

 

おすすめはイルミネーションとイルミネーションの間に被写体の人物をサンドイッチできる場所です。

上の写真のような感じで手前のイルミネーションをぼかして写すこともできます。

イルミネーションの色が人物の顔や服に乗ってしまう

イルミネーションの近くで人物を撮影すると、人物の顔や服にそのイルミネーションの色がそのまま、もしくは混ざった色が乗っかってしまいます。

例えばブルーのイルミネーションの近くで撮影すると被写体の顔や服が真っ青になったりします。

もしそれが嫌で後からパソコンで補正・現像するのであれば、なるべく人物全体に同じ色が乗る場所で撮影しましょう。

後で補正するにしても顔の右と左で色が異なっているより、全体が同じ色になっている方が後処理が楽です。

逆に思いっきりイルミネーションの色を顔に乗せてしまうのも、その場の雰囲気が写るのでアリだと思います。

他にはストロボを使って顔に乗った色を飛ばしたり薄くしたりすることもできます。

どの撮影方法が良いというのはありませんが、「どうしたいか」で撮り方や撮る場所を変えた方が満足する写真に繋がります。

一眼レフを使用してイルミネーションで人物撮影する場合のまとめ

前半は人物撮影と関係のない記事ばかりになってしまいすみませんでした。

記事を読んでくれた方がカメラの設定が分からないまま現場に行って、残念な思いをして帰ってきてほしくなかったので・・・

私は記事中にも既に書いた通り、イルミネーションスポットで人物撮影をするときに一番必要なのは、場所を探す能力だと思っています。

背景にどういうイルミネーションが写っていて欲しいか、どういう色の光が人物にどの角度から当たるのかといった部分も写真には大事ですし、綺麗だけど人が少ない場所を探す能力なんてものもスポットによっては必要になるかもしれません。

みなさまが良い写真を撮れますように

では

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